「 日本アクセス ロジスティック事業を収益の柱に 」
LOGI-BIZ 2012年12月号の特集「食品SCM勝つのは誰だ」から。要約すると・・1、日本アクセスの変遷 |
2004年 筆頭株主 雪印 → 伊藤忠商事
社名変更 雪印アクセス → 日本アクセス(チルド・フローズン領域の強み・低温インフラ充実)
2006年 伊藤忠商事の完全子会社
2007年 伊藤忠グループ「西野商事」(ドライ食品に強み)3000億円を合弁、3温度帯のバランスが良くなった。
年商1兆円超え(三菱食品、国分と肩を並べる大手食品総合卸へ)
2011年 伊藤忠グループ3社を段階的に統合、食品市場を主戦場とする巨大物流企業の誕生。
(食品流通大手 ニチレイロジグループ1495億、キューソー流通システム1401億と肩を並べる)
・伊藤忠フレッシュ(生鮮食品・水産品)575億
・ユニバーサルフード(業務用食品)150億
・ファミリーコーポレーション700億(物流企業)
2012年 日本アクセス 総事業規模3兆5000億(売上高1兆6000億、通過額1兆9000億)
ファミリーコーポレーション社の吸収合併を機に、商流とは切り離した純粋な物流事業を収益の柱の一つとして育てていく。
目標:総事業規模5兆円
2、ロジスティックについて |
1、店舗納品を受託する「3PL」10%(帳合いの絡む商品在庫・出庫)
特色 贅沢な定温インフラとそのオペレーション卸としてのバックボーン
2、メーカー物流を受託する「ロジスティック営業」90%
特色 効率化のニーズ多い3PLのトラック利用可能
ノンアセットで展開可能
規模は小さいが利益を見込める。
3、実行策 |
専用センターでのペイライン → 通過額:50億 店舗数:20店以上
↓専用MDセンター(複数のチェーン物流)の受託・運営を推進
3PL事業で活用する拠点拡大
店舗数:20店以下のチェーン店へ拡大
4、ライバルの背景 |
三菱食品:物流事業への意欲停滞。
国分:帳合い至上主義で物流に重きを置いていない。
5、エイチエルは |
この記事を読んで、企業の大小はあるものの、この考えは弊社の実行している事と全く同じである。
特に弊社は日本アクセスの言う「3PL事業」が大半を占めている。
弊社のセンターはここでいう「専用MDセンター」であり大きな投資なく、エイチエルのご用意している設備で実現できる。帳合いも関係なく、合理化の実現に協力できると考えている。
また、北海道へ進出したいメーカーや、倉庫の増設を考えているメーカー物流も、是非一度ご相談いただければと思う。
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